或る夏の幽方と鏡 - 2/2

「あ、やべ、忘れもんした」

部活終了後、川西がぽつりとそう呟く。

更衣室の中では、瀬見、天童、白布が居たが、その台詞に反応したのは瀬見と天童だった。

「なんだ、体育館か?タオルとかボトルか?」

「太一結構抜けてるとこあるよねエ」

「違います…明日当てられるんですけど、ノート教室に忘れちゃいまして。なあ賢二郎明日ノート見せてくんない」

「嫌だ」

「まあそう言うだろうとは思ってた。しゃあない。まだ開いてるだろうし取りに行ってきます」

「えー太一今から行くの?夜の校舎とかお化けでまくりだしもう諦めて賢二郎に土下座したら?」

「土下座くらいじゃ見せませんよ」

「流石ブレないな白布…!!つうか天童、お前お化けとか信じてんの?ちょっと意外だわ」

「そう?俺だって妖怪みたいなもんだし、妖怪いるならお化け位居るんじゃない?」

「どうかなああ!?」

謎理論で論破してきた天童は置いといて、瀬見がいつもの人懐こい笑みで一人で行くのは心細いだろうから俺も一緒に行ってやるよ!と言った。

川西が子供じゃあるまいし、一人でも平気ですよと言ったら、まあぶっちゃけただのついでだから気にすんな、折角だから一緒に行こうぜと笑顔で更衣室の鍵を取り出した。

今日の鍵当番は瀬見だったらしい、どうせ校内には行くからついでに付き合ってくれるとのことらしい。

「じゃあ一緒に行きましょう」

特に断る理由もないので、川西はそう言って自分の鞄を持ち上げた。

瀬見も、鍵と鞄を取り、白布達にじゃあ早く行かなきゃだから急いで着替えろーと声を掛けた。

二人も着替えはもう終わっていたので、すんなり扉の外に出る。

四人とも出て瀬見が施錠し、じゃあ先に職員室寄って行っていいかと聞くので、順路的にもそうだろうと川西が頷いた。

一階にある職員室に顔を出すと、数名の教師が居残っており、薄っすらと漂う珈琲の香りが鼻孔を擽り、そこはかとなく昼間とは違った空気を感じる。

瀬見が鍵を渡すと、今日もバレー部は遅いのなあ、頑張れよと残っている先生が声を掛けてくれた。

職員室を出ると、二年の教室は二階にある為、階段の方へ向かう。

外はもう薄暗く、今日は曇りのせいかいつもよりも夕焼けは滲んで見えていて少し速足で夜がやってきているような気がした。

まだかろうじて廊下は夕日で明るいが、すぐに蛍光灯の明かりが必要になるだろう。

夏の暑い日差しはすっかり影を潜めており、時折蜩の声が遠くから少しだけ聞こえてくる。

あんなに暑かった昼間が嘘のように気温が下がり、半そでシャツ一枚だと少し肌寒さすら感じた。

時折、校舎内だというのに、生ぬるい風が二人の頬を撫でていき、小窓から吹き抜けていく。

今日は雷が鳴る程激しい夕立があったから、空気がいつもよりもじめじめとしていて、まさに日本の夏の暮れ、と川西は気だるげに少しだけ滲んだ汗を拭った。

そんな中、二人でのんびり廊下を歩いていると、時折生徒と擦違う。

瀬見や川西同様、部活生達だろう。

白鳥沢は強豪校で、その部活はバレーだけに留まらない上、寮生がほとんどなので、実は九時位迄は普通に開いてるのだ。

文化部である華道、美術部等も結構遅くまで残っているらしく、華道室や美術室からは声や室内灯が漏れているのが窓から見えた。

二階に向かう階段には、踊り場に全身が映る鏡が置いてあり、しかも何故か合わせ鏡になっている。

普段はどうとも思わないが、こう暗い上に人も少ないと、少し不気味に思うものだろう。

瀬見はというと、特に何も思うところはないのか、実にいつも通りの足取りで二階へ向かっていく。

少しだけ怖い、と。

あの時、忘れものをしたと気づいてうっかり声を出した時、行くのが嫌だと思った。

面倒くさい、というのもあるが、実は川西は夜の校舎だとか、お化け屋敷だとか、廃墟だとか、そういうテンプレの様な所は苦手だった。

この年になってどうかと思うが、昔母親と一緒に見たホラー(某呪〇とか貞〇とか)を思い出し、一瞬だけ怖いと思ったのを、瀬見が感じ取って一緒に来てくれたんだろう。

瀬見は、これで結構人を見ている。

セッターというポジションの人は大体皆そうだが、瀬見は、そういう感覚に機敏で、しかもそれとなく思った本人にすら悟らせることなくやんわりと助け船を出してくれる。

いつぞや、合宿で怖い話をした時、いきなり「トイレ行きてえんだけど場所ド忘れしちまった、わりいけど工ついてきてくんねぇ?」と五色をトイレに連れ出したのだが、あれは百パーセント怖がってトイレに行きたいけど一人じゃ行けず、さらにそれを口に出せない五色に対する助け舟だった。

あれ位派手に動いてくれれば川西達でもそれとなく察することも出来るが、多分気づいてないだけで、こんな風な助け舟をこっそりいくつも出してくれてるんだろう。

今回、鍵を返すという名目で、一人で校舎に行くのが嫌だった俺に付いてきてくれたように。

なお白布もセッターだが、あいつに関して気づいた上で放置してくる(ひどい)し、俺が怖がってるのを知ったらむしろどうにかしてでも一人で行かせようとしてきそうだと川西は思っていたし、実際白布は結構川西や五色にはぞんざいなのでその位やりそうではある。

そんなにあからさまに嫌がったわけでもないのに、よく気付くなこの人、そして気を使った素振りすら見せないのだから、本当に末恐ろしい、敵には回したくないもんだと川西はあり得ない想像をして少し笑った。

「なした?川西」

「いえ、何も」

「そう?お前の教室どっちだっけ?」

「こっちです」

人の少ない二年の教室が並ぶ廊下を二人で並んで歩くと、キンコンカンコンとチャイムが鳴る。

あと1時間で戸締りをするという合図のチャイムだろう、と川西は思ったより時間大丈夫だったなと少しほっとした。

とはいえ、成るべくさっさと済ましてしまおうと目当ての教室に辿り着いたので、ドアを開ける。

ガラ、という音を立てながら横引きのドアを開くと、シンと静まり返った教室に、普段と違う感覚を味わいながら自分の机に向かった。

瀬見が、へえ、お前の席そこなのかと言うので、この席居眠りしててもばれなくて結構快適ですよと返すと、ちゃんと聞かねえと白布に殴られるぞと返された。返す言葉もない。

「今更なんだけどさ、白布に若利の写真と交換でノート見してもらえば良かったんじゃね?」

「あ!その手がありましたね!それなら勝確でした…次はそうします。」

「はは、俺も思い出すの遅かったな!」

無事引き出しからノートを取り出すと、お待たせしました、帰りましょうと声を掛ける。

瀬見は入り口付近で待っていたので、川西のほうに振り返り、応える。

「お、もういいのか?」

「はい、無事ノートゲットしましたんで」

「…そうか、じゃあ帰るか」

教室を出て廊下を歩くと、先程よりも暗くなった廊下を歩く。

暗くなり始めたら一瞬で、先程まではまだ夕日がかろうじて照らしてくれていた廊下は、もう蛍光灯の光がなければ見えないほどに暗くなっていた。

「わ、もう真っ暗」

「だな、早く帰って飯にしようぜ、今日牛丼らしいぞ!」

「マジですか、じゃあ早く帰りましょう」

そう言った瞬間、瀬見がくるりと来た道を振り返った。

「どうしました?」

「ん?あ、いやなんでもねえ。なんか音がした気がしたから」

「そうでした?」

「まあまだ人ちらほら居るっぽいし、筆箱でも落としたのかもな」

カシャン、って聞こえたからさと瀬見がけらけら笑うが、俺は聞こえてなくてよかったと思った。

自慢じゃないがビビる自信がある。

そして、二階と一階を繋ぐ階段に差し掛かった時、急に瀬見が川西の腕を握った。

「瀬見さん?」

「…」

「…?瀬見さん」

「っあ、わ、悪い!!」

「いえ。どうしたんですか?」

「…んん、いや、その、気のせいかも、しんないんだけどさ、」

瀬見が、首を動かして、踊り場の鏡の方を見やる。

川西にはいつもと変わらない、鏡があるように見えた。

「合わせ鏡だろ、あれ」

「はい」

「つまり、真正面の鏡を見たら、その鏡越しで自分の後ろ姿が見えるわけじゃん」

「そうですね」

「今さっき、一人、女子が階段の踊り場降りてくのが見えたんだけど、いや、気のせいかもしれねえからそんな深く考えんなよ?!…そいつ、鏡、片方だけしか、映ってないように見えた」

先述した通り、瀬見はふざけて後輩を怖がらせるどころか、なるべく怖がらせないように気すら回してくれるような人だ。

少しだけ、青ざめた顔でぼそぼそとそういう瀬見の顔は、とても嘘だとか冗談を言っているようには見えなかった。

「…それは、女子が影が薄くて見えなかったとかそういう」

「そういうのは排球じゃなくて篭球でやってくれ。じゃなくて、まあ、勘違いかもしんないけどさ。兎にも角にもここ通らなきゃ帰れないわけだし、行くしかねえな」

げんなりした様子で、それでも腹を括ったように、瀬見が先導して階段を降りる。

キュ、キュと上履きの擦れる音が、静かな廊下に反響する。

先程の件のせいか、やけに心臓の音が五月蠅く聞こえた。

鏡の前を、一歩、また一歩と、なるべく急ぎ足で通り過ぎようとする。

大丈夫だ、鏡に自分は映ってる。

瀬見も川西も映っている。

だけど、鏡の向こうに、見知らぬ黒い影が映っていた。

「----!」

はっきりと、黒い影は、ゆらりと揺れながらこちらへ近づいてきている気がする。

それは、どう見たって人間のそれなのに、鏡に映った先に、実体である筈の人間なんかいなかった。

鏡に映った虚像だけが、こちらを覗き込み、近づいてきている。

ぬらりと影が動き、恐らくは片手をあげた瞬間、物凄い速さでそれを縦に振りだした。

まるで、おいで、おいでとこちらに呼びかけるように、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。

「ッヒ、」

気付いた瀬見と川西は、絶対に振り向かないと心に決めながら、階段を駆け下りた。

嫌だ、あそこに居たくない。

特に、川西ははっきりと見たのだ。

鏡の中から、虚像の腕が、ぬるりと這い出て、ぺたぺたと音を立てながら、匍匐前進の様にこちらへ向かおうとする様を。

何故か、水音のような粘着質な音を立てながらそれでも、一定の速度で、こちらへ向かって、這い出てきている。

不意に、今、どのくらいあいつは出てきているのだろうか、と、気になった。

だって、もしもまだ鏡に半身飲まれているならそれでいい、俺たちが昇降口に辿り着く方が早い。

だけど、もし、もしも、結構近くまで迫っていたら。

そう思うと恐ろしくて、振り返りたくて仕方なくなってしまった。

瀬見に、後ろ、付いてきてると思いますか、と聞くと、手で這いずる音が聞こえるから多分なと答えられた。

川西は息も荒く、瀬見のほうがまだ落ち着いているような様子だった。

ただ瀬見はもう後ろなんかどうでもいいらしく、とにかく前に進んで逃げる!と言った表情をしていたので、川西は振り向きたくば自分で見るしかないことを悟った。

仕方なく、後ろを恐る恐る振り返る。

「…あれ?」

しかし、そこには予想した黒い人影も、鏡から半身出して覗き込んでくるような目も、腕も、何もなかった。

いつも通りの綺麗な廊下が、ただ、整然とそこに、在った。

いつもの、夜の校舎の廊下に他ならなかった。

なんだ、と安堵しつつ、振り返る為少しだけタイムロスした川西は、慌てて瀬見を追いかけようと前に向き直る。

そこには、真っ暗な人影が、顔のすぐ前、川西と三センチ程度しか離れていない場所に、在った。

「-------------ッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

近くだと、よく見えた。

今まで、真っ黒だと思っていた人影は、それは黒なんかじゃなく、流れ出た血液が酸化して、赤錆色が、黒く見えていただけなのだと。

そして、その人影の眼窩は、悍ましい程に黒く暗く、深々と、どこまでも闇が支配しているような錯覚を感じさせるほど真っ黒で、その目に囚われてしまったら、もう二度と動けなくなってしまう、と、そんな風に思った。

その人影は、後ずさる川西を、まるで滑稽なものでもみるように、おかしそうに、くすくすと口角を上げて微笑んだ。

ただ、人影の顎は砕けており、それを微笑みと呼ぶには歪すぎたが、それでも、その口腔から発せられる声からして、こいつはきっと笑っているのだと認識した。

ひひひ、ひひ、あはははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

耳元で、目の前で、哄笑し続ける異形を目の前に、立っていられる程の精神力は持ち合わせていなかった。

川西は、ぺたりとへたり込みそうになった、その瞬間。

「大丈夫か?」

「あれ、牛島さん?」

へたり込みそうになった川西をふと、何かが支え、それはとても聞き覚えのある声だった。

いつも通りの、無表情が今程安心したことはなかった。

人影を思い出して慌ててもう一度前を向くが、しかし、そこにはもう何もいなかった。

「どうかしたか」

「いや、その、えっと、」

「川西ーー早く来、ってあれ?若利?あれ?化け物もいない?!」

「化け物?」

「瀬見さん!置いてかないでくださいよ!!」

「いきなり居ないからこっちもびびったんだよ!!置いてったつもりはなかったの!!ごめん!!!」

「そう素直に謝られるとなんだか…おれこそ勝手に足止めてすいませんでした」

「???」

「若利が全く把握できてないけど話したところで分かってもらえるかめっちゃ不安。もういいからとりあえず戻ろうぜ、寮に」

結局、牛島は二人の慌て具合に首を捻るものの、特に理由を聞いたりはしてこなかったので、三人は普通に寮に戻り、部屋に帰った。

余談だが、牛丼は食べた気がしなかったらしい川西と瀬見だった。

次の日。

部活終了後、今度は天童、白布、五色、山形、牛島、大平とレギュラー全員揃ってる状態で、昨日はやばかったわ、と瀬見が口火を切った。

「どうしたの英太君。やっぱお化けでた?」

「お化けでたわ」

「でたんか」

「でた。」

天童が嘘だあと言う中、瀬見が昨日出会った化け物の詳細について事細かく説明すると、あまりのリアルさ、そして普段そういう冗談を言わない瀬見が言ったことと相まって、全員ごくりと唾を飲んだ。

なにそれホラー映画みたいと天童が頬を引きつらせながら言うので、瀬見もげっそりした顔で頷く。

「もう川西と二人で猛ダッシュ。な、川西」

「…え?俺昨日まっすぐ帰りましたけど」

「…え?」

シイン、と場が鎮まるので、白布がべしっと川西を殴った。

「アホ。昨日一緒に行ってたの俺たちも見たし聞いたんだから騙されるわけねえだろ」

「ちぇ。いやあ昨日逃げてる時に瀬見さんに置いてかれたのびびったからちょこっとだけ仕返しをと思いまして★」

「なんて恐ろしいこと言いやがる!!びびっただろヤメロばか!!」

瀬見も軽く川西をはたき、ごめんなさーいといつもの棒読みで川西も謝った。

そういえばさ、瀬見が川西に向き直り、尋ねる。

「昨日のさ、川西の後ろの席の子、ちゃんと無事に帰れたのかな」

「…んん?どういうことです?」

「いや、ほら、居ただろ。お前の後ろの席にまだ女の子一人残ってたじゃん。あの子、鏡のお化けにやられずに帰れたかなって。それだけちょっと気になってたんだ。」

今度は、白布がまた、やれやれといった感じで瀬見に言う。

「何言ってんですか。瀬見さん。今こいつの席一番後ろですよ?太一に仕返しですか?」

「は?お前の席窓際の後ろから二番目だろ?後に居たじゃん、髪の毛長い、ノートになんか書いてた女の子。缶の筆箱机に置いてたっけ。中身が空っぽだったけど」

「…冗談、じゃ、なさそうですね」

見たものをそのまま伝え、本気で不思議そうに首を傾げる瀬見に、川西と白布がざあっと青ざめる。

「俺お前にいいのかって聞いたろ?あの女の子に声掛けなくていいのか?って意味だったんだけど」

「普通に忘れもんはもういいのか的な意味で捉えてましたマジですか…もう俺後ろ向けない…なんか居る…」

「お前全く触れようとしないから、てっきり単純にあまり話さない子なのかなって思ってたわ…」

「いくら俺でもあの時間に一人だけ残ってるクライスメイトいたら声位掛けますよ」

「だよな…」

「やっべえ明日席替えしねえかな…」

川西が全力で頭を抱えだしたので、瀬見が何か悪い、と気まずそうに謝った。

天童が、それで結局昨日どうやって帰ってきたの?と尋ねた。

お化けの風貌や、登場の仕方については語ったが、どうやって逃げたかはまだ伝えていなかったのだ。

川西が気を取り直したように説明する。

「ああ、結局瀬見さんと逃げてる途中に俺があいつがどこまで来てるか不安になって一回振り返っちゃったんです」

「太一はヨモツヘグリ真っ先に食べそうな性格だよね」

「どっちかっていうとイザナギじゃない?もしくはオルフェウス」

「天童さんと白布、俺のことなんだと思ってんの!?堪え性無いイメージ!?」

「「今回の事件が物語ってるじゃん」」

「うっす。…まあ、それで振り返ったら何もいなくて安心したんだけど、前を向いた瞬間目の前に化け物がいて、例の風貌だから、それはもうビビって、腰抜けそうになった時、後に居た牛島さんに支えられて、もう一回見たらもういなくなってた。」

「んで、俺が合流して三人で無事に帰還したってわけだ!」

瀬見が付け加え、いやあほんとにびびったぜ、というと、山形、大平、そして牛島が何やら変な顔をしていた。

「…冗談、だよな?」

「獅音?」

「瀬見。昨日俺は、部活終了後、すぐランニングに行って、途中山形と大平に捕まって、三人で夕飯を共にしたあと勉強してた。」

「…え?」

「昨日は夜、校舎になど、行ってない。山形と大平も、それを証明出来るし、何より俺には覚えが全くない。」

あの時、確かに安心したのだ。

だけど、今は、その無表情に。薄ら寒いものを感じる。

そして思い出す。

あの若利らしき人物は、一度だって。

俺たちの名前を呼ばなかった。

「お前たちは昨日、一体誰と、帰ってきたんだ?」

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